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学会概要
理事長挨拶
国際ケアリング学会理事長
安酸史子
2019年9月より、国際ケアリング学会の理事長に就任いたしました。本学会は、Jean Watson 博士を名誉会長とし、初代理事長の新道幸恵先生が中心となり、2012年に開催した第1回国際ケアリング学会開催時の関係者をはじめとする有志によって発足させた学会です。
この学会は、「ケアリングと平和」を理念として、保健医療福祉や教育の分野におけるケアリングに関する教育、研究、実践の発展を目標に学術集会やセミナー、ホームページを通して国際的な交流を行い、ケアリング文化の浸透を図る活動を行う予定です。
名誉会長であるJean Watson博士は、ケアリングサイエンスは、真の人間性を得る哲学的な価値体系に根ざしていると述べ、学術集会ではヒューマンケアリング理論におけるCaritas10について講演されてきました。また、本学会は、Watson Caring Science Institute（WCSI）のGlobal Associateになっています。今後も連携を強めていきたいと考えています。
まだまだ規模の小さな学会ではありますが、看護の臨床現場、看護教育現場でケアリング文化が当たり前のように形成され、チェーンのように広がっていくよう活動を展開していきたいと考えております。
当学会が保健医療福祉、教育などの分野における多くの方々の賛同を得まして、ますます成長することを願っています。
ご不明な場合には、ホームページの質問コーナーを利用するかお近くの理事にお尋ねください。